第7回住宅建築賞 各賞決定

 建築士会会員相互の技術の研鑽と沖縄県の建築文化の向上を目的として「第7回住宅建築賞」を企画しました。平成21年8月10日に[応募要綱]を発表、9月30日までの約2ヶ月を公募期間として近年に会員が手がけた完成住宅作品を募りました。翌10月4日に、応募のあった25作品の審査を実施、10月19日には浦添市役所1階ロビーにおいて審査結果発表と表彰式を開催し、同日より23日までの5日間県庁ロビーにおいて全作品の展示しました。

作品審査経過
 
10月4日(日)午前10時より沖縄建築会館において第7回住宅建築賞によせられた「完成住宅」25点の作品について審査を行った。
まず、応募作品25点を6名の審査員個々に1時間程度見ていただき、第1次審査として、優れていると思われる作品5点を選考した。


第1次審査結果

No2→1票、No4→1票、No6→1票、No7→1票、No8→6票、No9→3票、No10→5票、No13→3票、No15→3票、No16→2票、No17→1票 、No18→1票、No19→3票、No20→2票、No21→1票、No23→3票、No25→2票という結果となった。協議により3票以上得票した7作品を2次審査の対象としたが、後に2票を得票した16、20、25も対象に加えることとした。

第2次審査結果及び最終選考
第2次審査の対象となった10作品について再度投票が行われ、最多得票5票を獲得したbQ0の作品を今年の「住宅建築大賞」とした。奨励賞2点を選ぶべく残る9点を3次審査対象として投票を行い、bP5とbQ5を「住宅建築奨励賞」と決定。さらに、第1次審査で多く得票したbP3について意見交換が行われ、審査員特別賞として表彰することを決めた。


■入選作品 大 賞 根路銘安史 アトリエ・ネロ
        奨励賞 大嶺 亮   ファイブディメンジョン
        奨励賞 福村俊治  (有)チームドリーム
        特別賞 金城 豊   (有)門一級建築士事務所

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浦添市役所1階市民ホールで行われた表彰式
   

 
表彰を受けた大嶺 亮氏、根路銘安史氏、福村俊治氏(代理)、金城 豊氏(左から)

  
作品展示会で賑わう浦添市庁舎 10月19日(月)〜23日(金)まで展示、韓国濟州道建築士會会員作品も展示