建築士会会員相互の技術の研鑽と沖縄県の建築文化の向上を目的として「第8回沖縄建築賞」を企画しました。平成22年8月10日に[応募要綱]を発表、9月30日までの約2ヶ月を公募期間として、過去5年以内(平成18〜22年)に建築(大規模な増改築を含む。)された住居系以外の延べ床面積が1,000uを超えない建物で現在も使用されているものを対象に完成建築作品を募りました。翌10月3日に、応募のあった20作品の審査を実施、10月18日には浦添市役所1階ロビーにおいて審査結果発表と表彰式を開催し、同日より22日までの5日間、同市役所ロビーにおいて全作品を展示、11月11日〜14日に韓国濟州道で開催された建築展にも出展しました。 |
作品審査経過 |
10月3日(日)午前10時より沖縄建築会館において第8回沖縄建築賞によせられた20点の作品について審査を行った。 まず、応募作品20点を7名の審査員個々に1時間程度見ていただき、第1次審査として、優れていると思われる作品5点を選考した。 第1次審査結果 1→3票、No2→2票、No3→2票、No4→3票、No6→1票、No8→1票、No9→6票、No10→2票、No11→3票、No12→3票、No14→4票、No17→2票 、No18→2票、No19→1票という結果となった。 協議により3票以上得票した6作品を2次審査の対象とした。 第2次審査結果及び最終選考 第2次審査の対象となった6作品について再度投票が行われ、上位4作品(4,9,11,12)を第3次審査の対象とした。審査員一人当たり持ち点4点として再度投票した結果、最多得票を10票を獲得した9の作品を今年の「沖縄建築大賞」とした。9票の11と6票の4の作品を「沖縄建築奨励賞」とすることを決定した。 ■入選作品 大 賞 島田 潤 (株)デザインネットワーク 奨励賞 本庄正之 (有)アトリエ・ノア 奨励賞 久高多美子 (株)東設計工房 審査講評(PDF) 全作品の一覧ページへ |
|
表彰を受けた久高多美子氏、島田潤氏、本庄正之氏(左から) |
|
作品展示会で賑わう浦添市庁舎 10月18日(月)〜22日(金)まで展示、韓国濟州道建築士会の建築展にも出展 |