「沖縄市働く婦人の家」跡地に助産師の活動拠点として「一般社団法人沖縄県助産師会母子未来センター」の建設が決定し、「子どもが健やかに生まれ育つ環境づくり」を行うと同時に地域の中で母と子、家族がいつでも集える場所の一つになり、女性のパートナーとしての健康支援を行うための施設となるようなアイデアを募るため、沖縄県建築士会会員を対象に「母子未来センター建築設計競技」を実施いたしました。 平成23年8月1日に[募集要項]を発表、9月16日までの約1ヶ月半の応募期間に46作品が寄せられ、9月18日(日)に作品審査会を実施、翌19日(月)には上位3作品のプレゼンテーションとヒアリングを行い、最優秀作品を決定いたしました。 |
作品審査経過 |
9月18日(日)午前10時より沖縄建築会館において第10回建築設計競技「母子未来センター」によせられた46点の作品について審査を行った。まず、応募作品46点を7名の審査員個々に約2時間程度見ていただき、優れていると思われる作品10点を選んでいただいた。 第1次審査・第1回投票結果 5→3票、No9→1票、No11→1票、No12→1票、No13→2票、No14→1票、No18→2票、No19→2票、No20→2票、No21→3票、No23→1票、No24→2票、No26→5票 、No28→2票、No29→1票、No30→5票、No33→3票、No36→5票、No38→5票、No39→6票、No40→1票、No43→1票、No44→1票、No46→2票という結果となった。 各審査員が選んだ10点の選考理由を述べ、協議により3票以上得票した8作品と28を加えた9作品を第2回投票の対象とすることとし、再度作品を1時間程度各審査員が確認した。 第2回投票結果及び第2次審査対象作品の選出 第2回選考の対象となった9作品について持ち票3票として再度投票が行われた結果、5→3票、No28→2票、No30→5票、No33→1票、No36→1票、No38→6票、39→3票となり、先ず30と38を優秀作品と決定、残る優秀作品1枠と佳作2枠について、得票した残る5作品を前に意見交換が行われ、36を優秀作品、5と39を佳作と決定した。 第2次審査(プレゼンテーション&ヒアリング) 翌9月19日(月)午後2時から沖縄建築会館会議室において優秀作品となった30、36、38の設計者によるプレゼンテーション(10分)と審査員のヒアリング(10分)が作品番号順に行われた。すべてのプレゼン・ヒアリングが終了した後、審査員による最終選考協議の結果、38を最優秀作賞とすることを決定した。 |
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審査委員長の小倉暢之氏(写真左)/県助産師会の桑江会長と最優秀作品賞の大城剛氏(写真右) |