第5回住宅建築賞 各賞決定
 建築士会会員相互の技術の研鑽と沖縄県の建築文化の向上を目的として「第5回住宅建築賞」を企画しました。平成19年8月2日に[応募要綱]を発表、9月28日までの約2ヶ月を公募期間として近年に会員が手がけた完成住宅作品を募りました。翌10月7日に、応募のあった30作品の審査を実施、10月22日には浦添市役所1階展示ホールにおいて審査結果発表と表彰式を開催し、同日より26日までの5日間、全作品を展示。韓国濟州道建築士會から寄せられた作品7点も同会場で展示した。

作品審査経過

10月7日(日)午前10時より沖縄建築会館において第5回住宅建築賞によせられた「完成住宅」30点の作品について審査を行った。

まず、応募作品30点を7名の審査員個々に1時間程度見ていただき、  第1次審査として、優れていると思われる作品5〜6点を選んでいただいた。


第1次審査結果
1→2票、No2→1票、No5→3票、No6→1票、No8→1票、No9→2票、No10→1票、No12→3票、No15→5票、No19→1票、No21→4票、No22→1票 、No25→1票、No26→2票、No28→2票、No29→1票、No30→1票という結果となった。協議により2票以上得票した8作品を2次審査の対象とした。

第2次審査結果及び最終選考
第2次審査の対象となった8作品について1点毎に各審査員から講評並びに意見交換が行なわれ、上位3作品を選考すべく投票を行なった結果、 1とNo21が4票、No9・12・28が3票、15が1票となった。
住宅建築大賞を決定すべく上位6作品について再投票し、最多得票の21を住宅建築大賞、次点の1と28を奨励賞とした。さらに、第1次審査で最多得票した15について意見交換が行われ、審査員特別賞として表彰することを決めた。


■入選作品  

 住宅建築大賞   bQ1 「生きものと一緒の棲み家」
              後藤道雄  (財)沖縄県環境科学センター

 住宅建築奨励賞  bP  「琉球モダン 繋がる空間・集う家」
              津波光教 (有)空間計画アーティザン

 住宅建築奨励賞  bQ8 「混構造の家-現代的手法で造る沖縄の民家」        
              島田 潤  (有)デザインネットワーク
          
 審査員特別賞   bP5 「Collector`s HOME」(収集家の家)
              金城 優 (有) 門


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左から津波光教氏、後藤道雄氏、島田 潤氏、金城 優氏(代理)

   

 

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